この記事の目次
はじめに
実店舗ビジネスで好調の時はいいのですが、
そうでない時に、
このようなことを思ったことはないですか?
✔スタッフの個人売上が伸び悩んでいる
✔思ったようにスタッフが育たない
というスタッフの能力に関することです。
これは、
お店のオーナー様や店長で
よくある悩みとして挙げられます。
私も、現場経験20年の中で、
この部下育成というのは、
常に、アタマから離れることはなく、
いつも悩んでいました。
今回は、
私も経験したそのような
部下育成のポイントを
現場目線でわかりやすくご説明します。
スタッフの心音をくすぐるファーストプロセス
例えば、
スタッフが売れない時や、
ある仕事がうまくできない
とオーナー様や店長さんが、
思ったときに大事なことは、
まず、ほっといてください!
なんだ!なんだ!
と、おっしゃるかもしれませんね(笑)
これは、
初期段階での大事なポイントですが、
POINT➊
まず、ほっといてみる!
これは、
セイズオフィスの3つの視点でいう
「スタッフの視点」で考えた場合に
理由は見えてきます。
ここでは、基本的にそのスタッフが、
仕事にヤル気があり頑張っている
ことが前提の話しになるのですが、
スタッフとしては、
早く一人前になって、
認められたい!
という想いがココロにあります。
その為には、
スタッフ自らが自信をつけていく
必要があります。
自信は、どこから生まれてくるのか?
それは、
自分自身でアクションを起こし、
自分の力で成果を出した時の喜び
から、生まれてきます。
ですから、
困難なことに遭遇しても、
自分の力でカイゼンし、成果が出た!
ということが、何よりも一番
スタッフの自信の回復につながります。
そして、ここで、
オーナー様や店長がすべきことは、
気にしていたウィークポイントを
どのように克服しようとしているのか?を
POINT❷
さりげなく、必ず気にして見ておく!
スタッフが自らの力で克服できた時に、
POINT❸
必ず、誉める!
ほっときながらも、
スタッフのことを気にかけ、
いつも見ていてください。
そして、
あっ、課題を克服したな!
と思ったら、
スタッフを誉めてあげてください!
先ほども言いましたが、
スタッフは上司から
認められたい!
という気持ちがあります。
そこで、誉められるだけで、
・自分に自信がつく
・上司は見ててくれたと信頼度アップ
という、効果がでます。
あと、アドバイスもスタッフに
勝手にしてはいけませんよ。
ついつい、教えたがりな店長や上司は
いると思いますが、
これも、自分で考えるということに
水を挿してしまいます。
ぐっと、我慢です!
教えるときは、
初めてのステップとして、
教えるは必要ですが、
後は、自分で考えて動いて
もらうように心がけてくださいね。
しかし、
それでも、なかなか成果が出ない
スタッフはいますね。
そのような時に、
あなたはどうしますか?
いくら待ってもスタッフが伸びない時のセカンドプロセス
ファーストステップである、
放置プレイ(笑)をした時に
しっかりと見届け、
しっかりと誉める!
を必ずワンセットでやっていくと
スタッフは自信がつき、
仕事のレベルもグンと成長します。
しかし、
そうはいっても、
成長がなかなか追いついてこない
ということも多く見受けられます。
イラチな上司や店長は、
「何でこんなことも出来ないんだ!」
と注意する発言をしたり、
教えたがりな上司や店長は、
「こうすれば、いいよ!」
とつい答えを教えてしまう、
そんなことをよく見ます。
ちなみに、
私は、後者の答えをついつい教えてしまう
というパターンが多かったですね(笑)
前章でも言いましたが、
スタッフの成長は、
間違いなく、
スタッフ自らで自信をつける!
この軸は、間違いないので、
何とかして、スタッフ自らに
カイゼン、行動をしてもらって、
成果につなげるような
上司のマネージメントが
最大のポイントになります。
では、
具体的に、
どうすればいいのか?
その前に、
まず、そのときの
スタッフの心の状態を
考えてみたことはありますか?
では、
スタッフ当時の門脇に
聞いてみましょう!
中野:
「なかなか個人売上伸びないね。」
「どうしたの?今の気持ちを教えて」
門脇:
「売れる気が全くしない」
「焦りながら仕事をしている」
「何から手をつければいいかわからない」
というようなことでした。
このように、
不調から脱することができない場合、
やはり、ネガティブな心の状態に
なっていますね。
やはり、
人なんだから、仕方ないこと!
ロボットと違い、
人は、感情を持った生き物です。
成功すればプラス思考、
失敗すればマイナス思考
これは、人である限り
誰でもある感情の部分です。
ですから、
威圧感だして、結果を求めても
心の状態が下がっている時に、
より悪影響になりますし、
全て答えを教えたところで、
自信にはつながりません。
不調のスタッフは
心の状態が低下している!
そんなモチベーションの時に
大事なマネジメント力とは?
そうです、
小さな成功の積み重ね
です!
あなたも今の自信というのは、
成功の積み重ねから
くるものではないでしょうか?
私もそうですが、
積み重ねというのは、
非常に大事な考え方です。
近年では、
情報発信もローコストで
誰でもすぐにできるような時代になり
ここでも、
お店の情報発信の積み重ねが、
認知してもらうことに
非常に重要になってきていますね。
話しは、それましたが、
自信をつけるというのも、
成功の積み重ねが
とても大事な考え方です。
ですから、
特に、心が弱っている状態の
スタッフが自信をつけるためには、
小さな成功の積み重ね
が一番効果的です。
その為には、
100%できる目標設定
がさらに重要なことになります。
その、
100%できる目標設定とは?
少し頑張らないと達成しない
目標のことで、
この目標の設定に
最も力を注ぎます!
この目標設定では、
最終的に、スタッフ本人に
決めてもらうよう、
あなたが、うまくリードして
ヒントをちょいちょい出しながら、
コミュニケーションを
取っていきましょう。
ヒントまでにとどめて、
スタッフ本人に考えさせる!
そして、最終的に、
100%できる目標設定
がうまくできると、
後は、100%結果がでるので、
その際に、
あなたはどうすべきですか?
もう、おわかりですよね?
必ず、誉める!
その後は、
また次のステップを考え、
あなたと一緒に、
次なる100%できる目標設定
に取り組み、
結果、また成果がでる!
そうなれば、
必ず、誉める!
この繰り返しをしていると、
必然的に自信を取り戻し、
その様子をみて、
後は、スタッフ本人に全ての
決断を任せ、
最終的に、
自分の力で自信をつける!
と、いうところまで、
見届けてあげてください。
おわりに
私は、よくスタッフと呑みにも行っていました。
何かと労いの時は、必ずスタッフと
呑みに行く。
これは、賛否両論ですが、
スタッフを含め、
お店のスタッフを家族
と思うようなマネジメントを
していれば、
必然的に、
呑みにケーションが、
コミュニケーションになりました。
その席で、アツく仕事のビジョンや
ミッションを語るわけです。
そして、日々のお店の営業は
スタッフが居てくれてこそ!
という感謝の気持ちを
伝える場所としても
とても重要な位置づけでした。
そのスタッフを想う気持ちが、
スタッフに伝われば、
スタッフは、必然的に、
お客様想いに成長するのではないでしょうか?
よく、
呑みにケーションを否定する人も
いますが、
その意見としては、
スタッフは上司とは呑みに行きたくない!
ということでした。
でもですね、
それは、
店舗ビジネスにおいての
チームワークを最重要視した時に、
寂しいことではないですか?
チームワークや人を大切に想う気持ち
がある上司が、
日々、家族の様に接するマネジメントを
していれば、
その想いは、必ず伝わる!
と、私はそう思うのです。
そういうマネジメントをしていなくて、
上司が寂しいから部下を誘う
それは、NGですよ。
まさに、上司の自分の欲求を
満たすだけのことですから、
それは、スタッフは呑みに行きたくない
と思っても仕方ないですよね。
最後に、話は長引きましたが、
なかなか成果が出ずにいるスタッフ
に対しては、
小さな成功の積み重ねの体験の為に
100%できる目標設定をし、
成果は必ず誉める!
これで、
小さな階段を登るように
確実にスタッフのレベルアップを
積み上げていく
これが、本日のお伝えしたいことでした。
いかがだったでしょうか?
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